第24章 新風林中野球部始動4
貴方side
千里「大丈夫?」
仁科「み…水…」
沢「どーぞー」
バシャバシャ
仁科「!!」
弥生がヤカンの水を仁科の顔にぶっかける
仁科「な、何すんだてめー!殺す気か!!」
沢「お、元気になったなった」
貴「おい、仁科」
ブンッ
私は、残ってる水を投げる
貴「早く水分補給しろ、バテるのはまだ早いよ」
仁科「……どーもっす」
沢「…おや」
太鳳「おやおや」
星蘭「何か、仲良くなってない?あの2人」
睦子「…ふふ…(恋の予感…当たるかしら…?)」ニヤニヤ
大吾「にしても見直したよ、仁科」
仁科「?」
大吾「監督もライオンズの仲間もいなくなって、正直つらいだろうし気の毒だけど…ちゃんと練習に出てきてくれて感謝してるよ」
丹波「本当だよ、お前までシニアでやるとか言わなくて助かったぞ!」
丹波さんも感心している
仁科「べ、別におめーらのために来たわけじゃねーし!//」
貴「そうそう、仁科は学力が…」
仁科「余計な事言わなくて良いっんすよっ!!//」
顔を赤くしながら、口を塞ぐ彼
成る程、これがツンデレというやつか…
…………
大吾「えーと、じゃあまず内野手外野手とバッテリーとは練習内容が分かれてるので、今から暫定的にポジションを決めたいと思います」
大吾の提案で適正ポジションを決めることに
大吾「まずピッチャー候補は…怜花と仁科」
貴「…」
仁科(…先輩には負けねー…)
貴「…ちょっと、睨まないでくんない」
仁科「な、睨んでないっすよ!!」
大吾「内野手、ファーストは睦子と丹波さん」
睦子「丹波さんと…」
丹波「頑張ろう!」
大吾「セカンド、沢さん」
沢「了解ー」
大吾「ショート太凰、サード関鳥、睦子」
太鳳「OK」
星蘭「え、選ばれた…」
睦子「え、私2つ!?」
大吾「サードは、代理だから」
睦子「そういう事か…良かった」
大吾「外野のセンターが千里、で…キャッチャーが俺とアニータ」
アニータ「…」