第10章 風林中エース1
大吾side
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後半は俺達が守備にはいる
睦子「あーまだ怜花来ないの?あたし実戦のマウンド、ほとんど経験ないのに」
ポンッ
マスクとプロテクターをつけた俺が睦子の肩を叩く
大吾「怜花が来るまで頑張って。
大丈夫、睦子ならやれるよ。俺のミットだけ見て投げるんだ」
睦子「…うん//」
大吾「よーし!しまってこーっ!」
俺の声がグラウンドに大きく響き渡った。
上級生チームの守備位置は…ファースト・沢さん、ショート太凰、サード星蘭さん、キャッチャー・俺、ピッチャー・睦子(怜花が来るまで)
男子「いけーカズ!」
男子「先制パンチ決めてやれ!」
丹波「タイム!」
男子「?」
突然声を上げたのは丹波さん
丹波「審判がいないんじゃやりにくいだろ!私が球審を務めよう!」
千葉「なんだ、誰だよオッサン」
丹波「む!わ、私は野球部三年の丹波だ!君、口のきき方に気をつけたまえ!」
容赦ないタメ口に思わず丹波先輩は注意をする
仁科「三年?あいつが残り1人の7人目の上級生か…………(でも、1人足りねー…まだ来てねーのか…?)」