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【進撃の巨人】御影石【激裏夢】※加筆修正中

第11章 ★知らない感情★


「……はい」

 ほぼ無い知識をフル活用することにする。
 団長に座ってもらい肩と首のマッサージから始めた。右下の耳から鎖骨にかけて親指で十回ずつ摩り、右肩の先端から鎖骨の上を通って喉もとまでも同じように摩る。右脇の下に掌を当て、右鎖骨の下まで五回摩った。それらを左も同様に行う。

「上手いな」
「ほんとは、オイル等があるともっと気持ちいいし、滑らかに出来るんですよ」
「今度用意しておこう」
「肩甲骨解すので、ジャケット頂きますね」

 ゆっくりとジャケットを脱がせて綺麗に折りたたみ椅子の上に置く。シャツ一枚になると筋肉が強調され、なんかエロい。
 左手で体を抑えながら、右肩甲骨の内側の筋肉を、下から上へと圧迫する。次に、肩甲棘のまわりを、指でほぐしていく。反対側も同じように系十分程かけてマッサージした。

「首元失礼します」

 左手で額を抑え、一声かけて首周りにあるツボを三か所やや強めに押す。一か所五秒程度。

「背中マッサージも出来ますが、やりますか?」
「いや。次回に取っておくよ」
「では、ジャケットお返しします」

 ジャケットに手を伸ばした瞬間、腕を掴まれた。そのまま腕を引かれ再び腕の中に収まる。そして、ゆっくりと手を股間に伸ばされ、大きくなっているソレを服の上から触らされた。驚いて手を引こうとしたが、それ以上の力で服の上から撫でさせられる。団長に動かされていたハズなのに、いつの間にか自分自身で手を動かしているのに気付いてしまった。大きくなったソレから何故か手を離す事が出来ない。顔が熱でもあるんじゃないかっていうくらい熱いのを感じる。
 吐息も熱い。私だけじゃなく、団長の吐息もだ。視線が交わると自然と唇が重なっていた。触れるだけのキスを、角度を変えながら何度もする。抱きかかえられると、ベッドまで運ばれゆっくりと押し倒された。
 ベッドの上で、キスが徐々に深くなっていく。リップ音を響かせながらされるキスに酔って行く。団長の背中に腕を回し浮遊感に落ちないようしがみつく。
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