第8章 ★鳥籠の鳥★
「ど、どう舐めたらいいのでしょうか……?」
「まずは、自分の思った通りにするといい」
「わかりました……」
鎖の音が響く。ゆっくりとエルヴィン団長のソレに近づいて先端を舐める。レックスに無理やりされたのとは違い、自分から動かなくていけないのが混乱した。どうすれば痛くされないのか。どうすれば終わるのかが分からない。ただ先端を舐めるだけではいけない気がして、根元からゆっくりと先端に向かって舌をなぞらせる。
「上手いな」
「ほんとですか?」
「ああ。次は、タマを言われたとおりにやるんだ」
「わかりました」
返事をすると、エルヴィン団長の手がゆっくりと優しく頭を撫でてくれた。それだけで嬉しくなる。エルヴィン団長に殺されかけて恐怖したり、頭を撫でられて嬉しくなったり私の感情までも支配されているような気分になってきた。
いや、支配されている。抗えない。
「タマにキスをしながら舐めるんだ。優しくな。……ああ、やはり上手いな」
「ん、ん……はぁ……あ」
「旨いか?」
「あぁ……はい、美味しいです……」
ずっと優しく頭を撫でられる。冷たく大きな手が心地いい。無心でタマ全体を舐めまわす。
「舐めていないタマは手で優しく揉むんだ。そこは男の弱点でもあるから、ゆっくり丁寧に。生卵を崩さないイメージだな」
「ん、はい。わかりましたエルヴィン団長……」
「いい子だ」
タマを舐めているだけなのに、下腹部が疼く。エルヴィン団長のソレもどんどん質量が増すのが分かる。どこまで大きくなるのだろうか? 果ては無いのかもしれない。アソコがひくひく動いているのが分かる。触ってほしい。でも、それを頼んだらまた痛くされるだろうか? 頭だけじゃ物足りない。でも、撫でられてるのが気持ちいい。
エルヴィン団長の吐息も熱くなっている気がする。感じてくれているなら嬉しい。