第2章 ★解散式の夜★
「丸見えだね」
言われて自分の状態に気付く。必死にもがくが、ベルトルトの拘束から逃れられない。前にはレックス、後ろにはベルトルト。逃げ場が無い。
レックスの手が体中を這う。そのたびに、言いようのない声が出た。知らない声。でも、私から出てる。
ふいに、レックスは自分のズボンのベルトを外し、服を下した。初めて見る男性のソレは、何とも言えないグロテスクだ。それを、私の口元へ寄せる。本能的に口を開けてはいけない気がして、顔をそらし、口を堅く閉じた。それを見たレックスが、ベルトルトに視線をやり、ベルトルトの手が、私の乳首を掴んだ。
「ひゃっ! んむぅううっ!!」
思わず声を耐えきれず、口を開けた瞬間、ソレは私の口の中へと入ってきた。ベルトルトの手が、乳首を引っ張ったり撫でまわしたりしてくる。そのたびに、電流が体を駆け巡る。通常時なら、関節を外して脱出したりなどできるはずなのに、出来ない。何も、出来ない。
レックスの腰が上下に動き、ソレは喉の奥まで強制的に出し入れされる。変な声しか出てこない。喉が苦しいのに、息も出来ないのに、体中の細胞が熱を持ち、抵抗する力を奪っていく気がする。お風呂に入って体の汚れが取れていく気持ちよさとは、別の、圧倒的に支配されていく強烈な何かで頭がいっぱいになっていく。
「気持ちいい? アリアの乳首はビンビンに立ってて、すっごいアヘ顔晒してるよ。あぁ、アヘ顔もわかんないよね? 今ね、アリアの全身が、脳が、細胞が、気持ちいいって叫んでるんだよっ!!」
これが、気持ちいい? 苦しいだけなのに、つらいだけなのに、涙も出てくるのに。これが気持ちいい? 嘘だ。そんなわけない。違う。違う。こんなの気持ちよくなんか無い。知らない、もう、辞めて。
「あっ……もう、イキそう。アリアしっかり飲んでね? 吐き出したら、お仕置きね」
トーンの低い、ドスの効いた声。それだけで、人を殺せる勢いだ。飲むって何を? もう、好きにして……
「でるっ!!」