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Fate夢 短編集

第8章 【夏の思い出Ⅱ】FGO/ロマ二夢


『よし、これで完成』
「わああ!・・すごい、綺麗です・・・」
『うん!とっても綺麗だよ、マシュちゃん』
「沙織ちゃんありがと!もう最高だよー」
『立香ちゃんも可愛いね』
「沙織先輩も、とってもお綺麗です!!」
『ふふふっ・・・ありがとう』


しばらくして、自分も含め二人の着付けとヘアセットが終わった。立香ちゃんは、桃色に小さな花々が咲いている可愛らしい浴衣にいつもの髪型の結び目に花の飾りをつけた感じだ。マシュちゃんは落ち着いた藍色の浴衣にヘアはサイドに編み込みをして、左耳の近くに白い花の飾りをつけた。私は涼し気な白い生地に金魚の水面の波紋の浴衣。そして、翡翠の桜の簪。
三人ともお互いの珍しい姿にうきうきしながら、何枚か端末で写真を撮って軽く話をしているとあっという間にホテルを出る時間になっていた。

会場までの道中、カランコロンと響く下駄の音がとても涼しくて心地よかった。
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