第3章 【幼い君】FGO/ギル夢/ほのぼの 主人公ロリ
ということで、自然にしていて大丈夫らしい。
『ごちそーさまでした!』
「おーうちのマスターは育ちがいいみてぇだな」
まぁ特に急ぎの任務もない、ということで。今日はミニ沙織ちゃんと触れ合いましょうということになった。
丁寧に挨拶をした沙織ちゃんは食器まで、うんしょっと持っていこうとしている。尊い。そんな沙織ちゃんの手からひょいっと食器はエミヤによって回収された。
そのまま、食堂でしばし団らん中。
『わぁ!!すごい!お馬ひゃん!』
「ははは!元気だなーマスターは!」
アキレウスがクサントスたちを連れて、沙織ちゃんと遊んでいる。そして、珍しく何故か沙織ちゃんに絡まないギルガメッシュ王。
一体何故なのだろう。じーっと観察しているようだ。
『あきえうしゅ・・・言いずらい・・・』
「うーん、ま。マスターが呼びやすいように呼べばいいさ」
『むぅ・・・』
「ん?どした?」
『あきえ!わたしは沙織なの!ますたあじゃないもん!』
「っ!?・・お、おう!そ、そそ、そうだな!」
そう言えばアキレウスは中々沙織ちゃんの名前を呼んだところを見たことがない。ミニ沙織ちゃんに迫られ、渋々照れくさそうに彼女の名を呼んだ。
「あ・・・あー・・・沙織」
『はーい!』
「んん・・・だあああもう!」
『きゃっ!たかいたかあい!あきえ!たかあい!』
照れ隠しなのか、今度は沙織ちゃんを抱き上げたアキレウス。ほんとに無邪気な沙織ちゃんは、普段の姿からは想像できない姿だった。