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せめて夢の中だけは ~【鬼滅の刃】短編集~

第8章 友達だよね?R18【キメツ学園/竈門 炭治郎 】


「な、なんか炭治郎……さっきよりも……ん、んんっ……」

「気持ちいいのか?」

「……んっ」

「俺もだ……」


そう言って、舌を絡めてくる。

さっきまでは 興味本位の延長って感じだったけど……やっぱ想いが通じあうと……

違う……

必死で舌を絡めていると、少しだけ唇を離した炭治郎が


「いいか?」


間近で見る炭治郎の目は、男っぽいような、凄く色っぽいような……
でも、やっぱりいつもの真面目な感じで……

あぁ、やっぱり私の大好きな炭治郎なんだ!

私はギュゥゥゥっと抱きつくと

「うん」

とだけ炭治郎の耳元で答えると
炭治郎が身体を起こして、勉強机の引き出しを開けだした。

何するのかな?と思って見ていたら

引き出しの奥からコンドームを取り出した。


「よ、用意周到……だね?」


勉強机の引き出しに、そんなの隠すの!?ビックリして、思わず言った言葉に


「ち、違うっ!こ、これも善逸がっ……!!!」


なんでもかんでも、善逸のせいにして……
ま、いっか色々な意味で役立ったから……


でも……



炭治郎がこちらを向いた。


「京子……」


甘い声にドキッとした。






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