第8章 友達だよね?R18【キメツ学園/竈門 炭治郎 】
「そーいえばさー、炭治郎の部屋、キレイだね?」
「片付けたんだよ」
またニッコリと笑う。
「ふ、ふーーーん……って、ベッドの下にはなんか隠して……」
なんてふざけて手を入れたら
「駄目だっっっ!!!!!」
「へ?うわっ!!!」
炭治郎が私めがけて、タックルしてきた……
「い、痛っ……何よ、冗談でしょお?」
倒れた私の右手には、何か持っている。
「…………」
「…………」
エロ本じゃん!!!!!!!
「こっ、これは善逸と伊之助がっっっ!!!」
いや、今時、こんな典型的なトコに隠す!?いや、それより本って……いくらでも、スマホで見れるよねっ!?
「まぁ、そうだね。炭治郎、そんなの興味なさそうだもん。どうせバカな善逸と猪突猛進が置いて行ったんでしょ?」
「そ、そうなんだよ……京子……良かった、わかってくれて……って!!!」
「ふーーーん、男ってこんなの見るんだね。私、エロ本見るの初めてだわ」
パラパラと捲っていたら、
「だ、駄目だ!!!女の子が見る物じゃない!!!」
そう言ってエロ本を、ばっと取り上げられた。