• テキストサイズ

【マギ】蛇娘 2

第7章 お仕事人間


ーリィナsideー


リィナ「ふわぁ………」


とあくびをしてしまった。
んー…………日差しが暖かくて、眠くなってきちゃうなぁ…。
お腹の子に影響が……か。
私的には、動いた方が良いような気がするんだけどなぁ。
そんな事を考えていると、コンコンッとドアを叩く音がした。

ヤム「リィナ?今入っても大丈夫?」

リィナ「あ、うん。どうぞ」


そう言うと、ヤムとピスティが入ってきた。

ピス「遊びに来たよ!って、何その仕事?!?!」

ヤム「妊娠中くらい、仕事休みなさいよ。リィナ」

リィナ「うーん……そうなんだけどねぇ…」


私は二人に向かって苦笑する。
すると、二人は呆れた顔をしながら同じ事を言った。

ヤム&ピス「ホント、リィナってジャーファルさんにそっくり」

え?ジャーファルに?
私が?

リィナ「なんで?」

ピス「だって、ジャーファルさんもそんな感じなんだよ」

ヤム「そうね。体調が悪い時も自室に仕事を持ち込んでやっていたりだとか」

ピス「一回、倒れて大騒ぎになったことあるんだよ。ね?ヤム」

ヤム「あぁ、あの時は大変だったわね。王様が慌てちゃって…」


楽しそうにジャーファルの武勇伝(?)を話す二人。
そんな事があったなんて……
もう。ジャーファルだって人の事言えないじゃん。


ヤム「だから、リィナはそんな事にならないようにしてね」

ピス「そうだよ。もし倒れたら、嫌っていうほどお見舞いに来ちゃうからね!」

リィナ「ふふっ……ありがと、二人とも。わかった、今日はお休みしよっと!」


私がそう言うと、二人の顔がパアッと輝く。


ヤム「じゃあ、買い物にでも行きましょう!」

ピス「そうだね!行こう、リィナ!」

リィナ「うん!」


二人の後についていき、町へ行った。

/ 66ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp