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【マギ】蛇娘 2

第7章 お仕事人間




リィナ「やっぱり、賑やかで良いねぇ」

町は、たくさんの人で賑わっている。
この国が平和な証拠だね。

ヤム「そうね。やっぱり、町は良いわ!」

ピス「そうだ!リィナに似合いそうな服見つけたんだよ!行こう」

リィナ「え、本当?わかった、行こっか!」


そう言って、ピスティに先導され目的の店に着く。


ーーーーーーーーー


リィナ「……わあ…」


差し出されたのは、質素な感じのゆったりしたワンピース。色は白がベースで、薄く花柄がある。


ヤム「似合ってるわよ、リィナ!」

ピス「思った通り。凄く可愛いよ、リィナ!」

リィナ「こういう感じ、凄く好き!ありがとう、ピスティ!」


はしゃぎながら、ピスティに抱き付く。
背丈が私の方が高いから、ピスティがよろけて倒れそうになったところを、ヤムが支えた。


リィナ「ご、ごめん!」

ピス「大丈夫だよ。それより、これ買おう!」

ヤム「そうね。早いけど……お祝いって事で」

リィナ「二人とも~……」


私は、嬉しすぎて涙が出そうになる。
二人は、笑いながら服が入った袋を手渡してくれる。
そして、また二人で同じ事を言う。


ヤム&ピス「ジャーファルさんに、着てるところをちゃんと見せなきゃダメだからね…?」

リィナ「っ!////わ、わかったよ……」


二人がクスクス笑いながら私の方をじっと見てくる。
絶対面白がってるよ。この二人。
ヤムとピスティに喝を入れながら、王宮に帰った。

ジャーファル……気に入ってくれるかな…?

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