第3章 今、いくつですか?
今まで我慢してきましたが…………
襲ってしまいましょうかねぇ(黒笑)
そんな危険思想をしていると、リィナが肩に寄りかかってきた。
ジャ「リィナ……?」
リィナ「………ねぇ、ジャーファル。私がずっとこのままでも、好きでいてくれる……?」
ジャ「勿論です。どんな姿になっても愛していますよ」
リィナ「………じゃあ、私がこの歳の時、人を殺してても…………?」
ジャ「っ…………リィナ……」
いきなりの告白に、少したじろぐ。
人殺し…………
自分と、同じ………
すると、リィナが悲しそうな笑顔でこちらを向く。
リィナ「………ごめん。気にしないで」
今にも泣きそうな顔だった。
そんな顔で気にするな、と言われても無理な話です……。