第3章 今、いくつですか?
ジャ「リィナ」
書類の整理をしていると、ジャーファルが話しかけてきた。
リィナ「なに?」
ジャ「少し、ヤムライハの様子を見てきて貰えませんか」
リィナ「ヤムを?良いけど……何かあったの?」
ジャ「この頃、自室に籠ったままでしてね…皆、心配しているので」
リィナ「そっか。じゃあ行ってくるね」
ジャ「えぇ。よろしくお願いします。ついでに、仕事の事も釘を刺しておいてください」
リィナ「うわ、鬼がいる(笑)」
ジャ「うっ…………」
リィナ「あははっ(笑)冗談だよ。じゃ、行ってきまーす」
ジャ「はい。行ってらっしゃい」
私は、ヤムの書類を持ちながら、部屋に向かう。