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時の流れるままに2

第3章 初ダイヤの国入国!!


「私の役は…人を迷わせる存在じゃない…人に希望を与える役よ…ジョーカー…貴方の様な道化師と私は…違う…」
「じゃあ、ナイトメアは?夢魔はどちらかと言うと俺寄りだと思うんだけど…」
「ナイトメア様は、人を夢に落とすけれど…違うわ…能力は使い方によって毒にも薬にもなる…だから…私から見ると夢魔の役は…私寄りよ!!」
「そうか…じゃあ、俺は?」
「…言って良い?…良いよね?言わせてもらいます…偽善者で、いつも笑っている方のジョーカーは腹黒くて性格が合わないし…その上、目つきが悪いジョーカーはいつも怒っていてなんかね…その前にウサギの姿でサーカスに行った時、急に私にスポットライト当てて無理やり参加させたり…前に仕事でサーカスに魔法薬を持って行った時…詳しく説明も聞かずに服用したし…こっちのお店に来た時だってそうでしたよね?一回私のお店を爆発させましたよね?あの時、魔法で修理したのどんだけ大変だったと思いますか?」
汽車の椅子を叩きながら(魔法を込めている…)話したので…
バキッ…
椅子が壊れてしまった…
「なっ長いね…それと…椅子が…」
「どんだけバカ力なんだよ!!このバカ力女!!」
「何がバカ力女よ!!それに、今のは魔法よ!!このドアホ道化師!!」
「こらこら…女の子がそんな言葉を使っちゃいけないよ…それに、俺も含める事になっちゃうだろ?」
「えっ?含めてたけど…自覚してなかった?うわー引くわ―(棒)」
「後半部分キャラ変わってるよ…白兎に似て来てる…それに俺、君に嫌われるような事した?」
「いっぱいしてますけれど?何なら被害リスト出しますけれど?」
「いや、いいや…冗談に聞こえなくなってきた…」
「では、御迎えが来たようなので…失礼します…」
私は遠くの方で見ていたナイトメアの方に走って行った…
ナイトメアはユキの心の中を見てジョーカーの事を睨むと同時に私を抱きしめてクローバーの国に帰った…


「良いのかよ?ジョーカー…魔女を俺たちの物にしちまえば…」
「彼女は俺たちの事嫌ってるからね…やっぱり一筋縄ではいかないか…」
「ケッ…あんな魔女魔法が使えなかったら只の子供だろーが…」
「そうなんだけどね…彼女の近くには夢魔が居る…厄介だ…」
「つまり…夢魔を遠ざければいいんだな?」
2人の道化師はにやりと笑った…
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