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時の流れるままに2

第9章 新たなる始まりと夫婦喧嘩


「何やってるの?ナイトメア…」
ナイトメアは…魔法薬屋の暖炉で温まっていた…
ミルクはじっとナイトメアの事を見ている…
「あ~3人ともお帰り…」
「お母さん…お父さんって…引きこもりなの?」
その場にいた全員…凍りついた…
「ナイトメア、貴方…何考えてたの?」
「私は…夢に籠りたいと…」
それだ…
最近は娘も出来たから…引きこもりではないと思っていたのに…
一応領主だから大目に見ておこう…
「さあ、二人とも…魔法薬の練習やりますか!」
そう言って作業に取り掛かった…
これから先も…こうして家族でいられたらいいのに…
でもそれは…この国では叶えられない事…
ゲームに参加しているから…いつ私やナイトメアが居なくなってしまうか分からない…
違う次元の自分はどんな事を想い…違う世界を歩んでいるんだろう…
そう思いながら薬を作りつ続ける…
いつか…自分の時計が完全に止まるまで…


END
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