• テキストサイズ

時の流れるままに2

第3章 初ダイヤの国入国!!


「そうだ…君は、数少ない希望を与える役…そして、案内人だ…君にだってルールはあるだろう?」
「ええ、でも…」
「ジョーカーの言葉が気になるか…」
私はこくんと頷いた…
「ジョーカーの言葉に耳を貸すな…」
夢魔は私に抱き着く…
「でも…(ルールが…)」
「では、私の事だけ考えていろ…」
「えっ?」
彼の顔が少し赤くなっている…
「わっ私は…別に変な意味で言っているわけでは無いからな!!」
「分かってますよ…上司の事を考えるのは当たり前…ありがとう」
「そう言う意味でもないんだが…私は…きっ君のことが…」
「ナイトメア様!!仕事に戻って下さい!!」
「ぐっグレイ!!」
ナイトメアはまた仕事を抜け出してきていたらしい…
本当に困った上司だ…
「ユキ…酷いぞ…」
「仕事を抜け出すのは悪い事よナイトメア様…仕事に戻らないと…」
「あっユキ…君は、次の時間帯は休みだろう…」
「えっ?」
「忘れてたのか…3時間帯位あるんだ…ゆっくり休んでいると良い…」
「何!!ユキだけずるいぞ!!それに…彼女は…」
「はいはい…話しは執務室で聞きますから…仕事をなさってください…」
「後で、差し入れにナイトメアの薬届けるから~」
「ああ…よろしく頼む…」
グレイに引っ張られる上司…
でも、さっきなんて言おうとしてたんだろう…
まあいっか!今度話すでしょう…
遠くから「いやだああああああ!!!」という声が聞こえたが…ほっとくとしよう…
ユキは目を閉じて目覚める事にした…
/ 64ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp