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時の流れるままに2

第9章 新たなる始まりと夫婦喧嘩


こっちの方が問題だ…
もうそろそろ子供たちを学校に入れなくちゃいけないのに…会合やらなんやらで忘れてた…
顔無しの子供は学校に通わせるのが普通になっている…
本当はもう一人の私の娘さんの居る学校…
ウィルオウィスプかアリス学園に通わせたいんだけど…
私以外のこの世界の人間はあっちの世界では実体を保てないから無理なんだよね…
その事を知っている人は少ないんだけどね…
ミントとミルクは塔で勉強させてるからある程度までの学力は身についてる…
でも、学ばせないといけない事は多々ある…
は塔の領土内にある学校の資料をナイトメアに渡した…
グレイとナイトメアはそれぞれ目を通す…
「塔の領土内にある学校は近かったからとりあえず資料を取り寄せただけなんだけど…」
「う~ん…私は、学校にはほとんど通った事が無かったからな…」
「ナイトメアは昔から病弱だったからね…」
私は…元余所者だけど、余所者の前も役持ちだった…
そんな事は無意味だから関係ないんだけどね…
「ここならここからでも通えそうですね…」
「そうだな…良いんじゃないか?ユキ…あの子達にはもうそろそろ…」
窓から雪がちらついて気がした…
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