第9章 新たなる始まりと夫婦喧嘩
会合は無事に終わり…
地形がもうそろそろ安定してくる…
引っ越しが起きなければ、次の催し物も会合だ…
多分、サーカスとかエイプリルシーズンが来るかもな…
恩赦の期間…
…
…
それにしても、子供たちにとっては初めてのサーカスか…
ちゃんと二人が勝手に探検とかしに行かないようにしないと…
ジョーカーには十分に警戒して…
「う~ん…」
「そんなに悩んでどうしたんだ?…(人1)」
執務室で悩んでいる私にナイトメアが話しかける…
「最近、エイプリルシーズンが来ないなぁって…」
「…そうだな」
ジョーカーの事は嫌いだけど…エイプリルシーズンも来ないと時計が廻らない…
まぁ、お役人さんたちの行動はよく分からないけど…
私はお役人じゃないし、なろうとも思わないし…
「もうそろそろ、私とジョーカーが撃ちあう時間が来るのにね…」
早くジョーカーを火炙りにしたいのに…
ルールじゃなきゃ滅多な事が無い限り撃ちあうって事もないしね…
「お~い…思考がだだ漏れで…少し怖いんだが…」
「あっごめん…でも、火炙りにするのが本当に楽しみなのよ…」
「…子供の前でその思考はするなよ?ミルクは心が読めるのだからな?」
「分かってるわ…それと…」