• テキストサイズ

時の流れるままに2

第1章 引っ越しと別れ


「…ふう、色々と買えたな…」
ハートの城の領土で粗方の薬の材料とご飯の材料や日用品の材料が買えた…
グレイの料理は…ちょっとね…(汗)
買ったものを魔法で作った緑のリボンが付いた籠に入れた…
折角来たから‥女王陛下に挨拶しないと…
城に向かって歩くと…
白兎…ペーター=ホワイトがこちらに向かって走って来た…
抱き着こうとしてきたところで時間を止めて避けた←
ごつんという音を立てて地面とお友達になっているペーターを見る…
「急に走ってこないでください!!ペーター」
「久しぶりに会えたので抱き着くのは当たり前です!!私の可愛い妹なんですから…」
「あの…いつから貴方(変態)の妹になったんですか…」
一応突っ込んでおくが、ペーターの親戚なだけで…兄弟では無い…
しかも遠い親戚だ…
最近まで忘れていたが…
「今日は、どうしたんですか?…ユキ」
「アリスの件でちょっと…」
「アリス…」
ペーターの顔が少し曇った…気がする…
私はは魔法で作った空間に移動してナイトメアと話した事を伝えた…
ペーターは珍しく大人しく聞いている…
ナイトメアも呼んだはずなんだけど…来ないな…
「そうですか…」
「…きっと大丈夫よ、ペーター…アリスの案内人は、私でもジョーカーでもなく貴方よ…きっとアリスもそう思っているわ…(変態だけど…)」
「ユキ…アリスを…宜しくお願いします…」
ペーターは城に戻って行った…
「分かってるわ…私は魔女なんだから…道化師とは違うって事を見せてあげるわ…」
「あんまりやりすぎるなよ…」
ふっとまたナイトメアが現れた…
「(あっ来た…)分かってるわよ…」
「それと…早く塔に戻ってきてくれないか?…グレイが…料理を作り始めた…」
「げっ…」
凄く嫌そうな顔をした…
/ 64ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp