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時の流れるままに2

第9章 新たなる始まりと夫婦喧嘩


ユキは街を抜け…少し広めな道に来た…
もう、先客は来ている…
「今日の相手は貴方でしたか…ペーター」
白兎「ユキ!!その体で…大丈夫なのですか?」
「私だってこう見えても役持ちよ?ルールは絶対です…さあ、始めましょうか?」
ペーターは伏せ目がちに銃を撃ってくる…
ユキは自分の周りに竜巻を起こしてガードする…
ペーターが怯んだ隙に氷を張り巡らせた…
「そんな調子じゃ…私に当てる事は出来ませんよ!!ペーター!!」
「私は…」
「もう、私達は敵なんだから…あの頃の私達じゃないのよ!!」
「分かっています…」
「タイムリミットが来たようね…ペーター…」
そう言うと、ペーターの銃を凍らせた…
「その様ですね…」
「じゃあ、私帰るから…」
と、私は帰ろうとすると…ペーターが引き留めた…
「待ってください…アリスが貴方のこと心配していましたよ…」
「えっ?」
「良かったら城に寄っていって下さい…」
最初の予定では寄る予定だったのだが…さっきから気持ち悪いので…塔に帰ろうと思っていたのだ…
「ごめん…ペーター…私は…帰るわ…また今度寄らせてもらいます!!」
そう言うと…箒に乗って塔に向かった…
そっちの方が魔力をそんなに使わないしね…
それにしても、吐きそうな位気持ち悪い…
塔までもう少し…の所で箒が落ち始めた…
今までそんな事が無かったのに…
「落ちる!!」
心の中でナイトメアの事を叫んでしまった…
落ちる途中から誰かが受け止めたような感覚がする…
夢魔「全く…君はなんて無茶をするんだ…」
「ナイト…メア…」
そう言うと…意識を失った…
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