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時の流れるままに2

第8章 夢魔と魔女の結婚式


いつの間にか…エイプリルシーズンが過ぎ…
クローバーの国に戻った…
塔では…あるイベントの準備で追われていた…
この国に戻ってからハートの城に引っ越したユキが手伝いに来ている…
ビバルディも手伝いに来ていた…
…というか、ユキの部屋の中でドレスを選んでいるだけだけど…(汗)
ナイトメアは…仕事が溜まってしまって…グレイに缶詰にされている…
「このドレスはどうじゃ?ユキ…」
「こっこれは…(ブラッドが好きそうな…)」
ロリータの様なドレスだった…
「可愛いじゃない!!ユキなら似合うわ…」
「アリス姉さんの方が似合いますよ…」
きゃっきゃと女同士で話していると…ナイトメアが部屋に入って来た…
「ドレスは決まったのか…?」
「何じゃ…芋虫…女の部屋にノックも無しで入って来るとは…」
ナイトメアはユキの持っているドレスを見ている…
「ナイトメア…?」
「あっもしかして、それを着て欲しいんじゃないの?」
「いっいや…そういうんじゃなくてだな…」
「そうなの?」
だったら…とユキは手をたたいて着替える…
この世界ってすぐ着替えられるから楽だよね…
「どっどう?」
少し照れながら聞いてくるに周りの人間は顔を赤くしている…
「かわいい!!」
「この夢魔の嫁になる娘とは思えない位かわいいのう…」
近くでナイトメアがボーっと突っ立っていた…
「何じゃ…女同士でドレスを選んでいるのだからお前は出ていろ…」
ナイトメアを追い出す…
その後…ペーターが2人を迎えに来るまでドレス選びが続いて居た…
ペーターはまだ結婚を許して無いようだ…
ってか結局あのロリータみたいなドレスを着る事になってしまった…
「2人とも…ドレスを選ぶとき人が変わったみたいだったな…」
部屋を片付けながらつぶやく…
ナイトメアは…喜んでくれるかな…
そう思っていると…ノックする音がした…
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