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時の流れるままに2

第7章 ゲーム


まだ、あの時の返事もしてないのに…逢えなくなるなんて…そんなの嫌だ…
私は…ナイトメアの事が…
一粒の涙がこぼれた…
床に着いた途端…
彼が呼ぶ声が聞こえた気がした…
「ナイトメア!!」
声のする方へ走って行く…
周りの鏡は紙ふぶきの様に舞っていく…
鏡の迷路を抜けた先…
まぶしくて目をつぶっていると…
彼が抱きしめてきた…
「ユキ…良かった…」
「私…決めたよ…」
貴方と結婚します…
彼は目を丸くする…
「でも、その前に…」
彼女は魔法薬を飲み干す…
「ジョーカーと決着を付けないとね!」
アリスを正しい道に導く為…ダイヤの国に向かった…
「アリスは…今頃ジョーカーと会っている…気を付けろ…」
「大丈夫よ…夢の世界では私達の方が有利…」
「隙間を見つけたぞ!!」
アリスは…ジョーカーに追いかけられていた…
「アリスにこの銃を持たせられる?」
ユキは小さめの銃を渡した…
「やってみよう…」
「じゃあ、ちょっとアリス姉さんを助けて来るね…」
彼女は隙間に入って行った…
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