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時の流れるままに2

第6章 会合中


「…はぁ、君の声がいつも以上に聞こえるぞ…ユキ…招待状だろう?」
いつの間にかユキの手紙をナイトメアが持っていた…
「返して!!それはワナだから…きゃっ!!」
急にナイトメアがユキを壁に押さえた…
被っていた帽子が床に落ちる…
「なっ何するのよ!!」
「こんなに君の事が心配なのに…君はどうして…」
「私は、ナイトメアの補佐よ?部下だから…罠だと分かっているものを上司に持って行ったりしないわ…」
「上司と部下ね…」
急に唇が重なる…
「…!!(何するのよ!ナイトメア!!)」
顔を赤くしながら抗議する…
「私は…君の事が好きだよ…それに、罠だと分かっていても招待状が来たら行くのがルール…たとえ違う国でもね…」
「だからって…今回、グレイ兄さんは行けないのよ!!」
「ああチケットも2枚だ…ふふ…不安なのか?…ユキは怖がりだなぁ~」
妖しく笑う…
「そっそんな事は無いわよ…」
いざという時私が守らなくては…
「君が…では無い…私が君を守ってあげよう…(人1)…ジョーカーなんぞに触れさせたりしない…」
「私は…ぶっ部下よ!!私が守るから…上司である貴方が言わないで…」
私は兎の姿になると…走って逃げた…
後ろから彼の声が聞こえてくる…
彼女の心の声が彼に響いてくる…
私は…ナイトメアの事が…
…という心の声が聞こえてきた…
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