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時の流れるままに2

第5章 告白とジョーカーからの招待状


「これで、逃げられませんね…では、処分を決めましょうか…」
にっこりと笑うユキを見て…顔無したちは悲鳴を上げたという…
「大丈夫よ…今は夜じゃないし、ハートの女王の様に首を刎ねさせたりダイヤの女王の様に氷漬けにしたりしないわよ…夜じゃなくて良かったわね♪…ねっグレイ兄さん♪」
グレイはユキの方に走って来た…
「ユキ!!無事か?」
「無事に決まっているじゃない…これでも、魔女よ?」
「そうだったな…でも、君は女の子なんだから…」
「はいはい…お説教は塔で聞きますから…この顔無したちの処罰は…」
「そうだな…」
グレイが短剣を構え切りつける…
私も魔法で数人を一気に凍らせて砕いた…
「ユキは氷が似合うな…」
「そんな事ないわよ…もう一人の私ならともかく…」
「…で、会合の準備について話があるから塔に戻ってくれないか?」
「了解…」
会合がもうすぐ開かれる…
ナイトメアが緊張してないと良いな…
ってかあの迷子騎士も来るのか…
グレイ兄さんが大変そう(汗)
双子とボリスに会うのは楽しみだな…
すると…鳩が飛んできた…
手紙を銜えている…
「手紙…?」
手紙をよく見ると…仮面のマークが付いていて…
中にはチケットが2枚入っていた…
ナイトメアとおいでとも書かれている…
咄嗟にポケットの中にしまった…
「ワナよ…ワナ…」
すぐにグレイを追いかけて行った…
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