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時の流れるままに2

第4章 日常と仕事


私達は、塔で現在活動している某マフィアが居る隠れ家に来ていた…
今は夜の時間帯…ブラッドとユキの時間帯だ…
敵マフィアの顔無し達を粗方倒した後…
帽子屋ファミリーの面々はぞれぞれの仕事に入っている…
ユキがまだ息のある顔無しをつかまえる…
「ここのボスは誰?何処に居ますか?」
無表情のまま…役付きの彼女がいつもは使わない氷のアリスを発動させて足から順に凍らせていく…
「分かった!!話す!!ボスは隣の部屋だ!!」
顔無しは恐怖に満ちた顔で叫ぶ…
「そう…ありがとう♪」
にっこり笑うと一気に凍らせて砕いた…
床には時計が落ちている…後でユリウスに届けないと…
「ブラッド…この件は塔の人間である私に任せてくれませんか?」
「そうだな…任せよう…」
ブラッドも同意する…
「ありがとう…すぐ終わらせますので…」
隣の部屋を睨むと…たちまち部屋ごと凍った…
中から悲鳴のようなものも聞こえる…
数秒後…何かが砕ける音がした…
「相変わらずすごいな~」
エリオットがユキの方に歩いていくと…
「近…ずかないで…」
「は?」
「エリオット…」
彼女の異変に気が付いたブラッドはエリオットを制止する…
双子も気が付いているようだ…
彼女は必至に力を抑えている…
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