第7章 好きだよ

再びソファーから降りて、しんの足の間に顔を埋める。

「……ちょ…ゾロ？！…なに？？…」

慌てて俺の頭を押し返して脚を閉じようとするが、

それがさらにエロく見せる。

「…舐めんだよ………された事ねぇのか？……」

さりげなく聞いて、経験の有無を確かめる。

………どっちだ？無いって言え--…

「………ぁ……る…」

顔を今日一番に真っ赤にして、俺からの視線を逃げるしんに、

コイツの初めてが俺じゃないってことにムカついて、

「…………くっ……」

押さえ付けてしんを味わう。

……あまっ…

本当にそう思った。

しんから溢れ出てくる蜜が甘くて、もっと味わいたくなる。

「…ホントに……それっ…ヤ…」

俺の舌が動く度に反応するしんが、途切れ途切れに訴える。

「…なんで？………」

「…………………」

少しのしんの動揺が、さらに俺を苛立たせる。

グチュっと音をたてて、ねじ込んだ中指が、

「………ひゃぁ------…」

しんの悲鳴と、中の締め付けを起こさせる。

「……えっ？……まさか、今ので……イったのか？」

ヒクヒクと中を痙攣させて涙を流すしんが、

「だ、から……やだって………すぐに……イっちゃうから…」

ふぇっと言って、俺にしがみついてくるのが可愛いと思う反面、

あいつに教え込まれた身体だと思い知らされる。

「…俺の……すべてを教えてやるよ……

……俺から離れられないように……」


……あいつのとこに帰るまでった言ったけど、

そんな都合よく納得出来るわけがない。

あいつのことなんて忘れちまうぐらい俺に溺れて欲しい。



いきり立つ俺の欲望を取り出して、入り口へとあてがう。

少し逃げるように引かれた腰とは裏腹に、

中へ誘い込むようにヒクついているのがいやらしい。

「…痛かったら……言えよ…」

……止めることなんてできねェけど。

「……んん…」