one piece of my Dream [ワンピース]
第7章 好きだよ
そのままゆっくりと押し倒される。
パチっと外されたブラが取り除かれ、胸があらわになる。
「……恥ずかし…ぃ……」
両手で隠して、顔をそらすと、
ゾロがかすかに笑った気がした。
「しん……手…邪魔」
いつもより少し低い声が、僕の脳を刺激する。
導かれるように解かれた腕を頭の上でひとつにまとめられる。
ゾロの舌が首筋を這い胸へとたどり着く。
あいた片方の手が反対側を優しく刺激し出すと、
体がピクリと反応する。
「…ぁ……ん………ゾロ……っ……」
恥ずかしい自分の声も両手を抑えられていては遮ることができない。
「…しん…の声…やば----…」
「…もぉ…やだ…」
逃げるようにして身をよじり、なんとかゾロに背を向ける。
「なに?逃げたつもりか?」
背後で聞こえた声が、少し楽しそうだ。
スゥッと、背中を指と舌でなぞられる。
どんどん下へと降りた指は僕のショートパンツのボタンを外した。
チュッチュチュッと音をたてては時々舐めるゾロ行為が背中から足の指先にまでたどり着く頃には、
ショートパンツを脱がされ、全身が火照っていた。
うつ伏せだった体勢も再び向き合うように膝の上に座り直される。
「…………んっぅ………」
さっきよりも大きく感じるゾロの欲望が、僕の熱をさらにあげた。
「…やらし……こんなに熱くして……
…俺のコレ……欲しいのか?…」
不敵に笑うゾロがかっこよくて一気に顔が赤くなる。