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one piece of my Dream [ワンピース]

第7章 好きだよ




「………ん……ゾロ…」

ソファーに座らされ、背もたれとゾロの間に挟まれて逃げ場がない僕に、キスの嵐が降る。

だんだんと、深くなる口づけと、

近くなっていく距離に、

心臓の音が聞こえないかが心配だ。

チュッと音をたてて離れた唇を名残惜しそうに目で追うと、

オデコにゾロのオデコが当たる。

「……今だけは……オレのもの…」

獲物を射るような鋭い目が、少し優しく微笑む。

「……。…」

僕の返事を待たずに再び塞がれた唇と、

僕の腰を浮かせ、ゾロの膝の上に座らされ、

さらに距離が近づいた。

ふと感じたゾロの欲望に腰をよじって逃げようとするが、

それを許さないというかのように腰に手を回し自分の方へと引き寄せられる。

「………ん、……やぁ……」

ゾクリと感じる行為に、漏れた喘ぎがゾロの舌を誘い込む。

ヌルリとした感覚に体を硬直させると、

優しく髪をなでられて力が抜ける。

「…いやか?……やめるなら…今しか聞けねぇがよ…」

………どぉする?

どぉしたい?

……キヨ……

淋しいよ……

……………………

……………………………………

「……やめないで………」




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