one piece of my Dream [ワンピース]
第3章 警戒
次に目が覚めたときはもぉあたりが真っ暗で、
まだ、ルフィの腕の中にいた。
結構寝たんだなと思う反面、夢を見なかったことに寂しさを覚える。
そっと腕から抜け出し、静かに部屋を出た。
ただ、どこに行くという訳もなくキッチンへと向かうと、夕食の仕度をしているサンジがいた。
「よぉ、クソガキ。夕飯はまだだぞ」
「……僕も手伝うよ…」
1人で作るのは大変そうだから。と思い声を掛ける。
「はぁ?お前、できんのか?」
めんどくさそうに僕を見る。
「ちょっとくらいなら。邪魔だと思ったら追い出してくれていいから、手伝わせて」
「…………怪我だけはすんなよ」
「うん!」