第2章 出逢い

「なんだぁ？」

「ヨホホホホホ。朝から元気ですねぇ」

「海軍か！？砲弾用～意！！」

「うっさいわよ！！」

「スーパー、グットモーニー！！」

「ふふっ」

「…どぉした、ゾロ。サンジ。怪我でもしたのか？？」

集まったメンツは……これもまた、まんまだった。

見た感じ、新世界以降なんだろう。

一人一人の容姿がそのまま忠実に再現されていた。


ただ、それどころではなかった。

死ねなかった。

なんで？


「…………キヨ………」


君はまだ、


僕に会ってくれないのか……


「 ん？客か？」

ルフィの声を遠くで聞きながら、僕は力なくその場に崩れた。

「おいっ！……」

駆け寄るゾロと、

「………とりあえず、朝食にすっか…」

再びタバコに火をつけるサンジ。

ゾロに抱えられ、キッチンへと連れていかれた。