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one piece of my Dream [ワンピース]

第2章 出逢い




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「やめた」

………えっ?

ポンッと触れられた肩を、ゾロが歩くあとを

目で追う。

…やめた?

「待って、それじゃあ僕はキヨに会えない!!」

夢中でゾロの脇刺しにある刀に触れ1つ手にすると、

そのまま持ち手を変え、一気に自分の心臓へと突き刺した。

「おまっ!!…」

「んなっ!??」

2人の驚いた声が聞こえる。

刀は僕の体を貫通した。……………





…………はずだった。


いや、している。

痛みも少しは感じた。

でも、それも最初だけだった。

「……なんで?」

生きてる。

血すら出ていない。

サンジが慌てて僕の手から、体から刀を引き抜いた。

「……いき……てる…」

ゾロの元へと帰った刀にも血がまったくついていなかった。

「お前、マジでなにモンだ!!」

ゾロの今日一番の罵声にほかのクルーが目を覚ました。
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