one piece of my Dream [ワンピース]
第9章 心の在処
甘いキスに犯されて、溶かされた僕の脳は、
今までにない愛撫で、覚醒される。
ただ、少し触れられただけで、
切なくて体が疼く。
…もっと………もっと…と、求めてしまう。
抑え切れない吐息は、
さらにお互いの熱をあげて、求め合う。
「……サン…ジさん……もぉ、だめ…」
もう、何度目かわからない絶頂を味わったあと、
そう訴えてみるも、
「だめに決まってんだろ。
まだ、しんの中も味わってねぇのに」
そう言いながら、サンジの熱くなった欲望を当てられる。
「………っ……」
軽くこすられただけで、意識とは裏腹に体がソレを求めてしまう。
わざと焦らすように周りを行き来する行為に、
自らの腰を押し付ける。
「…なんだ?やめて欲しいんじゃねぇのか?……」
僕を見下ろすように、意地の悪い顔をして、
嬉しそうにサンジが言う。
「…………」
早く欲しくて、疼く体が、僕の脳を支配した。
「…ちょうだい……サンジの…コレ……」
そっと触れたソレは、ひどく熱く脈打っている。
「上出来っ−−−−……」
ふっと笑って、一気に奥まで突き上げられる。
「んぁ、ぁぁあっ−−−−−−−−…」
大きくのけぞり、全身が痙攣する。
それでもお構いなしに、動き出すサンジは、
僕のイイココロをすぐに探し当てて攻めてくる。