第22章 22
「作れる?どう言うことだ?」
「ぐずっ…中出し…してくれたら、さ、サポート具作れると…からッ…欲しかったら入れて出してくれれば良いから…お願い、痛いことしないで」
そう言う事か…だから荼毘はコイツを連れて帰ってきた。使道がある。そう判断をして…
やりたい時にヤレて、さらにサポート具まで出してもらえるなら…コイツを欲しがるヤツは多いよな。荼毘も含めだ
ここから先の切り札にもなる可能性を秘めている面白い女
なら、やってみるか
怯えて泣きじゃくる凛の頭を撫でと少しだけ呼吸が落ち着く。先ほどまでの怒りも玩具を見つけたらどこかに消えていった。
荼毘が足を焼いたのは治せる手筈があるからだろう…?放置したのは心を蝕むため…なら、やる事は一つだよな?
「黒霧!!!」
オレの声にビクリと体を硬らせまた泣き出す。扉の方に顔を向けていると、呼んだ黒霧が、扉から顔を出す。凛が泣いている姿とオレが頭を撫でている姿を見たのか黒いモヤが激しく揺れる
「死柄木…その、女は死んでいたと?」
「生きてた…」
「もう、足が使い物になってないですが?」
「お前、こいつの事知ってたな?…荼毘から、こいつの事を治せる転送先聞いてるだろ?」
また、モヤが揺れる…分かりやすい男だ。