第13章 13※轟
「はぁっ…神楽…神楽…」
「轟くん…気持ちいい?」
「神楽と肌を合わせてると…充たされる…」
「私もだよ…この行為をしてるとッ…はぁっ」
「なぁ、神楽…嘘でも良いから好きって言ってくれ…」
「っ!!」
その言葉に轟くんの顔を見ることは出来なかった…胸元に顔を埋めていてくれて本当に良かったと思う。
教えて貰ったことは全て生かそう。
正常位でも足を絡めて深くつくように固定をして名前を読んで甘い声で好きと言おう。
目の前にいる轟くんの苦しみがそれで少し消えるなら。
「…焦凍っ…好き…はぁっもっと奥っ…欲しい」
「神楽…はぁっ…」
「凛…って呼んで…好きっていって?名前読んで?」
「凛…」
「焦凍ぉ…焦凍ぉ…好きぃ」
その言葉に反応したのか焦凍は腰を強く激しく動かした。私の絡める足のせいで深いところばかりしか打ち付けることが出来なくて。それでも深く飲み込まれた焦凍のモノはいまにでも吐き出したいのか中でビクビクと動き始めて、焦凍の息遣いも荒くなっていく。