第9章 09 ※緑谷

ハッキリと恥ずかしい台詞を言ったと思ったらまた下を向いてモジモジとし始めてしまった
その姿をみてまたゾクゾクして私は出久くんを押し倒してキスをした。

｢んっ…｣

必死に目を瞑るその姿がたまらなくて彼にとってはファーストキスという事を忘れて舌を入れてしまった。目を開いた出久くんは必死に舌を絡めて来てくれた。
唇を離し銀の糸が私たちの間を繋いだ

｢はぁっ…びっくり…したっ｣
｢出久くん…まだ、これからだよ？｣

そう言って私は右手を下半身へと這わせたビクッとする姿がたまらなくて
また、唇をかさねる。ビクビクする出久くんの体はそれでも正直で直ぐに硬くなった

｢出久くん、もう、立ったよ？｣
｢凛ちゃん…が、触るから｣
｢触っただけで、これで今から扱くのに…｣
｢っ！！｣

出久くんは顔が真っ赤になり目元に涙を滲ませた。私はズボンを下ろし下着をずらし出久くんのそれを空気に触れさせた

｢っ…出久くんのヨダレ滲んでるよ？｣
｢んっ！…凛ちゃん｣
｢本当だったら最初は手で扱くけど、でも、こんなの見たら舐めたくなるよ…｣

出久くんはゾクゾクした表情を私に見せた先端を舌で扱いペロペロキャンディを舐めるように少しだけ舐める。ビクビクと体が反応しているのを確認して私は出久くんの顔の前に自分の下半身を向けてシックスナインの体位をとった

｢出久くんも…して？｣
｢はぁっ…凛ちゃん下着シミになってる｣
｢出久くんの反応可愛くて…興奮しちゃった｣
｢僕も、凛ちゃんに気持ち良くなって貰えるように頑張るから｣

そう言って私の下着をずらして出久くんは私の下半身へと舌を這わせた
その、生ぬるいペタっとらした感触に思わず声が出てそれを誤魔化すように出久くんのモノをくわえた

｢んっ…んっ…はぁっ…｣
｢はぁっ…ぺちゃっ…ちゅっ｣

喘ぎと水の音が聞こえて煽られている気分になる。必死に口に含み良くしようと口を動かす。
けれど、下半身への物足りない刺激と口に含むそれの魅力に私の身体は疼くばかりで入れたくて入れたくて仕方なかった。
口を外し夢中で舐めたり吸い付いてくれる出久くんから下半身を離すとまた糸が引いた