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想像の種【R18 ヒロアカ】

第44章 ホークス オリジン





「失礼します。…パワーローダー先生お呼びでしょうか?」
「…会議室に行ってなさい」



「(会議室…私、何か呼び出される事したっけ?)」


…会議室に入る扉を開けた




「失礼します。ーーーっ」



そこには会いたくて仕方なかった紅の羽を背負ったホークスが座っていた。

嬉しくて走り寄ってしまいそうになる。
がその反対側には校長先生の姿があって…自分を律した

「…神楽さん、座りなさい」
「はい…」
「神楽さんはこのヒーローの事よく知ってるね?夏休み中監視をして貰っていた」
「はい」
「久しぶりだね、神楽さん…元気にしてた?」

ホークスが私を神楽さんと呼んだ…その姿をみて彼は仕事で来たんだと思った。
話を合わせないと

「先日まで護衛ありがとうございました。安心して過ごすことが出来ました。」

そう答えるとホークスは笑った

「さて、それでね、君を呼んだ理由なんだが…ホークスが君をインターンを兼ねて職場に派遣して欲しいと…君の護衛をする中でサポートに関する熱意を感じたそうでぜひにと言う訳なんだ…」

その言葉を聞いて目を丸くしてしまう。
ホークスが私を指名してくれた事実が嬉しくて…

「行きます!!私、インターンにッ」


柄にもなく感情に任せて返答した


「校長先生、本人もこう言ってるんでお願いします。神楽さん本当に熱い思いで…オレに現場を教えろ、見せろって凄くて…まぁ、確かに、プロヒーローに縁が出来たならそれを利用したい彼女の気持ち分かりますし…」

「ん。…確かに現場を見ると言う経験は成長をするよね…しかも、トップに名を連ねてる君なら尚更…けど、うちの生徒に危険がないようにだねお願いしたい、と考えると快く返事を出す事が出来ない」

「危険な事なんて有りませんよ…サポート担当ですし…それ以外の事なんて」

「…とは言え先日は雑誌の取材にこの子連れて行ったみたいだし…どう言う子なんだって。取材が来たわけだ。本当に、この子の実力でインターンを依頼してるんだろうね?…それとも何かとんでもない事隠してないかな?」

その質問にホークスは少しだけ口を噤んだ
いつもは、ハキハキと喋る言葉が出てこなくなった。


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