第41章 41
ホークスの顔は見えない…突然2本の指は抜かれて。背中を撫でられる
「ちょっと、話ししようか…凛ちゃんは個性が嫌い?」
仰向けにさせられて押し倒された体勢になる。
それと同時に投げかけられた質問に悩んだ
相澤先生と交わった時確かに
“個性が体に合っている、この行為が好き”
そう思った。けれど時間が経てば
“恋愛感情のない行為がいけない事なのでは”
と疑問が沸き、荼毘、死柄木との一件で
“個性は要らない”
そう思った…なのに、今は
“この個性が有ったからホークスと出会え恋を知る事が出来た”
“好きな人のために個性を使いたい”
そんな風に考えが変わってきていた…
「この個性…嫌いだよ。人を巻き込んで不幸にして、沢山怖い思いして…それでも、ホークスと出会えた。…サポート役として人に必要とされて嬉しかった。例え、啓悟くんが私のこと好きじゃなくても…必要じゃなくなるまで側にいたいよ」
その言葉にホークスは驚いた顔をして
視線が声が冷たくなる