第40章 40※ホークス
「…凛ちゃん?」
「ねぇ、寮に入ったら…ホークスに会えなくなっちゃう?」
「流石に、雄英に侵入は出来ないからねー」
「…そう、だよね…」
「寂しい?」
その言葉に黙って頷いてホークスに抱きついた。
ホークスは頭を撫でてくれる裸のまま抱きしめ合って居ると私のお腹が突然間抜けな音を出して顔が真っ赤になってしまった。
「ピザでも頼もうか」
「うん…」
そう言うと剛翼が持ってきたスマホを触るホークス。その画面を後ろから抱きしめられながら一緒にメニューを見ていた慣れたように私に食べたいものを聞きながらホークスはビールまで注文をしていた。
「お酒…飲むんだ」
「さすがにヒーローも人間だからねオフには飲むよ…福岡にさ美味しい焼き鳥屋があってね、お酒と飲むと最高なんだよ…今度一緒に行こうよ」
「うん!あの日ホークス、美味しいもの買ってきてくれなかったし」
「…ハハハ」
「水炊き?も…食べてみたいな…そこも連れてってくれる?」
「オーケー、そしたらその時は昼に焼き鳥で夜は水炊き…で、オレの家においでよ」
その突然の誘う言葉に胸がギュッと締め付けられて顔が真っ赤になってしまう。
女の子に慣れてるホークスからしたらそんな言葉は言い慣れてるのかもしれないけれど…。
「その言葉何人の女の人に言ったの?」
「凛ちゃんだけだよ?」
そうやって息をするように嘘をついてまた私の心を惑わせるんだ。
「…じゃあ、私が最年少でホークスの家に行くね」
「オレの事揶揄ってる?」
「最速のスピードで行くよ!」
そう言うとホークスは笑って後ろから抱きしめてくれて…私は振り向きながらホークスに触れるだけのキスをした。唇が重なってまた角度を変えてまた深く重なる…唇を離せばホークスと私を繋ぐ銀の糸が伸びてプツリと切れる。
「凛ちゃんと居るとすぐヤりたくなる…個性さ本当に創造だけ?実は個性2つない?魅惑とか…」
「こんな特殊な創造に…魅惑とか有ったら私…体がもたないよ」
そう笑うと、ホークスはオレもーと笑う