第40章 40※ホークス
相澤先生を玄関まで見送りオートロックで鍵が閉まるのを見守るとホークスにキスをされた。
その後はなし崩しのようにまた行為を始めて…お互いの服は廊下に脱ぎ捨てて前戯もほどほどにホークスのモノが入れられてしまった。
それでも、すんなりと受け入れる自分の体が憎かった。
ホークスの精液が私の中に吐き出されても解放をされなくて、追い討ちをかけられるように指を入れられる
「凛ちゃん…俺のこと好き?」
「好きっ…」
「こんな事されても?」
「う…ンっ…はぁ、ゆび…ふ…やした…らめぇ」
中に指を入れられて、人差し指と中指がいやらしい音を立てて動かされて
快楽に溺れるように目を細める
何度も好意を確認されて、私だけ好きと答える
。
意地悪をされても好きなのかとさらに問いかけてくる…それを何度も繰り返す。
だけど、ホークスからは返ってこない…唯一の救いはホークスの首もとに有る私がつけたキスマークだけだった。
また快楽が押し寄せる
「ッ…いっ…ちゃ」
腰が浮いてビクンと体が跳ねる。呼吸が荒くなり体から力が抜ける。ホークスに伸ばしていた手が床に落ちる。その姿をホークスは確認して私の中から出した指を口元へ持ってくる
「綺麗にして」
そう言われて指を舌を使って舐めあげる、ホークスが吐き出したモノと自分のモノが混ざり合ったなんとも言えない味が口いっぱいに広がって思わず顔を顰めてしまう
それでも、ホークスの顔は満足していて
これが終われば解放されるんだとそう感じた
体を持ち上げられてリビングに運ばれる。ソファーにホークスに抱きしめられながら座り胸元に耳をつければ一定のリズムを刻む心音が聞こえた
「…凛ちゃん?」
「ねぇ、寮に入ったら…ホークスに会えなくなっちゃう?」
「流石に、雄英に侵入は出来ないからねー」
「…そう、だよね…」
「寂しい?」
その言葉に黙って頷いてホークスに抱きついた。