第37章 37 ※ホークス
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「(がっつき過ぎた…凛ちゃん、イキすぎて…気絶させちゃったし、しかも、最後ダサすぎ…名前呼ばれて好きって言われてイクとか高校生かよ…無意識に名前呼んでくるのも卑怯だけど…)」
抑え込んでいた凛ちゃんを解放してあげれば、吐き出した精液がゆっくりとこぼれ落ちてくる…手足がベッドにバサリと落ちてスースーと寝息を立てていた。
この子は本当に不思議で可愛くて可愛くて仕方ない。
昨日伝えられた思いも凛ちゃんを思えば否定をしてあげた方が良かった。
そんなことは分かってる。
けれど、振られたこの子がまた、他の男の手に行く事を考えると一瞬躊躇した。
有益。
そう答えを出して受け入れた
実際に手に入れておけば好きな時に個性を使わせる事ができる…
「(雄英…初めてを先生にヤらせたとかどんなAVだよッ!羨ましか!…しかも、イレイザーヘッドとか…Aクラスの担任で、資料だとこの子Aクラス相手にしてるとか…で、オレの予想だと全員この子の魅力に取り憑かれてるだろ?…うわー、オレ絶対殺される…けど、それも楽しいかもしれない)」
そう思って凛ちゃんのスマホを手に取り凛ちゃんの親指を認証させた
limeを開いてトーク画面を見ればこの子の優柔不断と魅力に惑わされてるヤツらとのやり取りが見えた。
睨んだ通り初めての相手はイレイザーヘッドだった…
それからはしていないようだが完全に凛ちゃんの事を気にしている事が伺えた。