第36章 36 ※ホークス
ホークスは手に持っていたスマホを机の上に置いて私の方をみて
「それじゃあ、話しようか」
そうニコニコ笑うホークスが怖かった。
振られるの分かってて話をして話を聞くとかどんな罰ゲームなんだろう…
「今まで人を好きになる気持ちが分からなくて。けど、ホークスと話をしてると胸が締め付けられて…」
「うん」
「好きだよ、ホークス」
「ありがとう。そう言ってもらえて嬉しいよ…君の気持ち受け入れてあげるから」
その言葉に私は動けなくなった。
触れるだけのキスをされれば、それだけで体が熱くなり呼吸が深くなる、好きと言う気持ちがあふれ出して涙がこぼれ落ちる…
舌が入り込み絡め合う。
キスだけでも満足してしまいそうで思考がまた鈍くなった。
涙が止まる事なくこぼれてそれを拭うようにホークスが私の頬に舌を這わせる
「顔…真っ赤だけど大丈夫?」
「ッ…だ、大丈夫…なんか、触られたりキスされたりが、こんなに愛おしくて恥ずかしくて気持ちいいものなんて知らなかった」
バサっとホークスの羽が動いた。
頬に触れれば優しく微笑んでくれた。上着のファスナーを下ろされてチュッチュッとキスを落とされる。
。
体が熱くて蕩けそうになる…ふとホークスが下着を見て手を止める
「本当に赤色選んだんだ…可愛いね。」
その言葉に下半身が疼いた。ジワリと広がる暖かい感覚…恥ずかしくなった。ブラジャーを下げれて胸を出されフニフニと形を変えられて刺激される
「胸大きいね…凛ちゃんが同級生に居たらオレ、絶対オカズにしてた」
その言葉に笑いがこみ上げて来てしまった。
「ホークスだから、なんとも思わないけどッ…他の人だったら今の発言気持ち悪いよ?」
「うわ、気をつけよう…」
そう言って先端を口に含まれると息が混ざった高い声を漏らしてしまう
「それと、始めておきながらなんだけど…嫌だったら言ってね?」
その言葉が何を指していたのかが分かって、少し躊躇してしまう。