第1章 01
「凛ちゃーん!居るかしら?」
「おはようございます…冬美様」
「ああ!凛ちゃん今登校?丁度良かったわ」
登校しようとローファーに履き替え扉を開けて出発をしようとしたところで冬美様に呼ばれ振り返る
「どうかなされましたか?」
「これを、焦凍に届けてもらえないかしら?」
そう言われて袋を押し付けたられる
「中身はスマホとお財布なの…お願いできるかしら?」
「はい!分かりました焦凍様も無いと困りますもんね…」
快く返事をしたものの私は普通科で焦凍はヒーロー課少し離れているし朝一番で渡さないと渡せなくなってしまう…
そう思い、学校まで慌てて足を早めた