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時の流れるままに

第8章 マフィアと夢魔と道化師と


とある時間帯…
私は帽子屋ファミリーの一員として抗争に参加していた…
今回は顔無しのファミリーのようだ…
片っ端から氷のアリスで凍らしていき…
その後双子が斧で切って行く…
「凄いよ!!兄弟…氷なのにすぱって切れるよ」
「本当だね兄弟」
「ディーとダム!!折角凍らせたのに!!返り血浴びちゃったじゃない!!」
氷のアリスで返り血を浴び無いようにしていたのに…
双子のせいで浴びる事になってしまった…
「えー!!それじゃあ面白くないよ!!」
「ユキは返り血を浴びない方が良かったの?」
「そうに決まっているでしょ!!」
学園の任務では、返り血を浴びない様に棗やシルバーに凍らせたのを燃やして貰っていたのだ…
「こーら!!ガキども!!ちゃんと仕事しろ!!」
「ちゃんとやってますよエリオット兄…」
「そうだよバカ兎!!…!!痛いよ!!ユキ!!」
「ユキ…痛いよ」
ユキは思い切り双子の足を踏んで小声で…
2人とも抗争中に余計な事言わないの!!
と言って攻撃に戻った…
もうそろそろアリスの反動が出る頃だ…
ふらふらしてきた…
魔法に切り替えるか…
「コールルクス…」
光の精霊ルクスを召喚した…
「ルクス…よろしくお願いします…スターライト!!」
辺りは、光であふれた…
敵の顔無したちは倒れていた…
帽子屋メンバーはポカンとしている…
「凄いよ!!ユキ!!」
「一瞬で大勢を倒すなんてね…ユキ!!」
急にユキが倒れた…
「どうしたんだ!!ユキ!!…!!熱があるじゃねーか!!」
「バカ兎!!早く戻らないと!!」
「夢魔にも連絡しないとね…」
エリオットはユキを抱き上げると…
「わーってるよ!!ピアス!!仕事だ!!そこらへん片しておけ!!」
「分かった!!」
ピアスを除いた帽子屋ファミリーは屋敷に帰って行った…
屋敷に戻るとすぐに客室で救護班に看病された…
3時間帯位経った頃…
「様子はどうだ?」
「今の所は寝ているだけですが…まだ意識が戻りません…」
ナイトメアも心配したのか…帽子屋屋敷に来ていた…
「…どうしてこうなった…」
「さて…な…今回私は紅茶を飲んでいたからな…こういう関連は夢魔の方が専門だと思うが?」
「力の使い過ぎか…」
そうつぶやくと夢に帰った…
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