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時の流れるままに

第9章 夢と真実と…


ユキの兎がジョーカーの国に戻る時…
彼女からの手紙をそれぞれが読んでいた…
ブラッド
エリオット
ディー
ダム
ボリス
ピアス
ペーター
エース
ビバルディ
グレイ
アリス
…そしてナイトメア
それぞれに一言ずつ書いてあった…
「君が居ないとさびしいな…」
「そうですね…」
「お呼びですか?ナイトメア様…」
「ユキ!!」
「いや、違うな…もう一人のユキだ…」
「お久しぶりです…ユキ=クリスタルです…」
「ユキの中に居た時計が動き出したのか…お帰り…外の世界はどうだ?…」
兎のユキは笑顔で答えた…



ユキは元の世界へ…
もう一人のユキは新たな時間を刻み始めた…
今までは一緒だった二人はそれぞれ違う道へ…
いつかはまた重なる刻…



また、一つになるまで…
それまで…
またね…
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