• テキストサイズ

時の流れるままに

第8章 マフィアと夢魔と道化師と


数時間帯後…
無事に履歴書をブラッドに提出して…
すぐに仕事をする事になった…
なったハズなのだが…
「ねえ、エリオット…このネズミって誰?」
「あ~あれか?あれは…眠り鼠…ピアス=ヴィリエだ…」
「そうなんだ…もうそろそろ離れてくれる?ピアスさん」
ピアスは私に抱き着いている状態だ…
「どうして!?ちゅうしよ!ちゅう!」
「い~や~だ~って言ってるでしょ?(頭の悪い鼠ですね!!)」
3時間帯位これを繰り返しているので…とうとうユキは怒って…

「あ~あ…ユキを怒らせたな…」
…と誰かの声が聞こえる…
氷のアリスで凍らせ炎のアリス石で融かした…
ピアスさんは真っ青になっている…
「…」
「…」
「…」
「ふむ…実力には問題はなさそうだ…」
「…で、仕事って何ですか?」
「そうだな…抗争の時の戦力だな…」
「ふぅ~ん…って事は今回は顔合わせってことですね…」
「そういうことだな…おや…君にお迎えが来たようだな…夢魔はユキの事がよほど心配のようだ…」
私が振り向くと…
ナイトメアがこっちの方を見て立っている…
「ナイトメア?(どうしたの?)」
「ユキ…帰ろう…」
「でも…」
ブラッドの方を見ると…彼は一通の手紙を渡した…
「次の仕事の時間帯と内容が書いてある…来れそうだったら来なさい…」
「はい!!またね~ボス!!」
「その言い方はやめてくれ…」
ブラッドは苦笑している…
「…帰るぞ…」
二人は帰り道を歩いていった…
/ 27ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp