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〜愛さえあれば関係ない〜[第五人格]

第1章 理想と現実


「うん!案内ありがとうナワーブくん♡♡」


俺の嫁((を見送り、そのまま部屋の中へと足を運ぶ。


中は結構シンプル…ん?机の上になんかあるな。なんだろ、手紙……?


【隣の部屋の者です。これからよろしくお願いします】


「ん″んッッ」


隣の部屋ってことは…ビクターきゅん!?!?嘘!僕のために置き手紙を…なんて健気なんだ!好き!!!♡♡


これは挨拶しに行くべき…?いや設定では社交障害だしやめた方がいいか…そうだ!返事を書けばいいんだ!!どこかにあのわんちゃんいないかな?( 'ω' 三 'ω' )


机の引き出しにあった便箋を取りだして(2次元はなんでもあり)ビクターくん宛に返事を書く。


「“手紙受け取りました、○○です。これからよろしくお願いします”…と」


書けた!よし、後はわんちゃんを探すだけ…!!


ガチャッ


ポ犬「わふ!」


「ウェアア!?」


探しに行こーとか呑気なこと考えて扉開けたら目の前にわんちゃんがいた。え?2次元めっちゃ都合よくない???


「突然ごめんね。これビクターくんにお願いしてもいいかな?」


ポ犬「わふ!(合点承知之助)」


手紙を背中の鞄に入れてあげるとタカタカッと隣の部屋まで走っていった。


(次は誰に会えるのかな〜♡)


ルンルン気分な僕はそのまま部屋に戻った。


?「…」


誰かがこっちを見つめていたことなど知らずにーーー・・・・
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