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【ツイステ/短編集】◆ SCaT !!◆

第7章 出来損ないの魔女【ヴィル・シェーンハイト】





「……駄目ねぇ、私…疲れてるみたい。」
「そう…ですよね。」


肩を窄める彼女がしているであろう誤解は何としてでも、解かなくてはならない。


「……触れたくて少し焦ってしまったわ。
…ごめんなさい。…いくらでも甘えて頂戴。」

「でも、あの。……今日。」

「別に出来ないなら寝る何て言わないわよ。
私を獣か何かだと思って貰っちゃ困るわ。」


腕を広げても飛び込んでこない彼女を無理矢理引き寄せて__パタリ。と2人でベッドに横になった。


「お話しましょう。今日は特別…。」
「………あ、あの。けど。」

「当たってんのは無視しなさい。生理現象よ。」
「は、はいっ!!すいませんっ!!」


体に触れれば反応するそれは、絡めた足のせいでバレているだろうけれどそこは見逃して欲しい。

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