• テキストサイズ

生きる意味と生きる希望を

第9章 人類の希望→感情の変化


「お・・・おい、リヴァイ。そんなに蹴って恨みでも買われたらどうする?」

憲兵団の兵士が怯えながら言った。

リヴァイは平然と

「お前らはこいつを解剖するんだろ?それこそ恨みを買われるだろ。まあ、俺は負けねえが。」

と言った。

あのチビ・・・何を考えてるんだかやはり分からない。

必要な演出以外で何を考えているんだか・・・

そして訓練の時の出来事がフラッシュバックした。

「またフラッシュバックか・・・」

フーリが苦笑交じりに頭を抑えた。

「?・・・どうかしたの?」

アルミンが小声で聞いてきたと同時にエルヴィンが手を挙げた。

「エレンの能力はまだわかっていない。いつ暴走するかわかりません。そのため、リヴァイ兵士長に監視をしてもらいます。」

ダリスはリヴァイを見た。

「出来るのか?リヴァイ。」

リヴァイは睨んでくるミカサを横目で見ながら、

「確実に・・・暴走したら殺せる。」

と答えた。

「ふむ・・・結論はでた。」

ダリスは審議所内を見渡した。

「エレン・イエーガー君の身柄は調査兵団に預ける。」

ダリスの声と同時に審議は幕を閉じた。
/ 41ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp