• テキストサイズ

生きる意味と生きる希望を

第8章 初陣


ドコオオオオン

「!?・・・何の音!?」

ミカサは驚いて音の原因を探した。

「ウォール・マリア側の門のところからだ!まさか・・・」

フーリが感づいたとき、駐屯兵団の兵士が来た。

「トロスト区の壁が破られた!訓練兵も含め、住人の避難を援助しろ!!」

予測通り、壁が破られたのか・・・!

フーリはトロスト区の門の方を見た。

確かに大きな穴があいている。

そして、そこには超大型巨人。

「な・・・何て大きさだ。」

フーリは呆然としてしまった。

「フーリ、とりあえず本部に戻って班を整えよう。それから住人避難の援助をしなければ。」

ミカサは呆然とするフーリの肩をたたいた。

「わかっている。」

フーリはすぐに冷静になった。



本部に戻った訓練兵および駐屯兵団は班の構成を行った。

フーリとミカサはその実力を高く買われて、イアン・ディートリッヒ率いる駐屯兵団精鋭班に参加することになった。

フーリは住人避難の確認をするため、ウォール・ローゼの門へ向かった。

しかし、そこでは何やら揉め事が起こっていた。

さらにそこへ奇行種が突進していた。

駐屯兵団の兵士たちは必死で追いかけるが追いつけずにいた。

「早すぎて追いつけない!!・・・え?」

兵士たちをすり抜けて二人の訓練兵が飛び出した。

フーリとミカサであった。

/ 41ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp