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【ツイステ】黒兎は駆け巡る

第71章 *強靭インベーダー*





ユウ『僕らもだけど、他のみんなとグリムが..』


ルーク『我々NRCドライブのメンバーは、オンボロ寮に集まってVDCの反省会をしていたところを襲撃されてね。レオナくんのように、ヴィルとジャミルくん、そしてグリムくんも連れ去られてしまった』


ジャック『ヴィル先輩とジャミル先輩まで!?』


ルーク『そしてグリムくんを助けようとした1年生たちが深手を負ってしまった』


ジャック『!!あいつら、無茶しやがって..』


ルーク『私は副寮長の務めを果たすため、一度寮に戻らなくてはいけないが..ユウくんたちと共に医務室へ赴き、彼らの様子を見てきてくれないだろうか?』


ラギー『ああ、丁度いいや。ついでに医務室にうちの寮生が担ぎ込まれてないか確認してきて、ジャックくん』


ジャック『っす。確認したらすぐ連絡入れます。行くぞ、ユウ、レイラ』


ユウ『うん。じゃあ先輩たち、失礼します』


『またね』


ルークたちに別れを告げると、先頭を行くジャックの後ろを追いかけるようにユウたちも歩き出した


ジャック『本当に平気なのか?』


ユウ『僕は全然。みんなに守られてただけだし。それよりも僕が心配なのはレイラだよ』


『私も大丈夫。だから二人共、そんな悲しい顔しないで』


ギュッと二人の手を握って安心させるように笑顔を見せると、ユウたちの頬にほんのりと熱が灯る


ユウ『分かってる。でもさっきも言ったかもだけど、僕らにはちゃんと頼ってね』


ジャック『無理をされる方が迷惑だ』


ユウ『ジャック言い方』


ジャック『わ、悪い..』


『ううん。ジャックは心配してくれてるだけなんだよね。優しい..好き』


ジャック『っ..//』


ユウ『いいな〜。っと、そんなこと話してたら着いたよ』







保健室



ジャック『失礼します』


クルーウェル『ステイ!悪いがベッドは埋まってる。そこの紙に名前を書いて、寮で待機していろ。後で養護教諭が巡回を..ん?なんだ、お前たちはピンピンしているな』


ガラリとドアを開けて入ると、普段は埋まることないのが殆どのベッドは、襲撃に巻き込まれたであろう生徒たちで溢れかえっていた


そしてそこにはそんな生徒たちを心配そうに見ていたクルーウェルがユウたちに気づくと、早足で歩み寄ってきた




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